6月に実が成るため、この名で呼ばれているジューンベリーはお庭のシンボルツリーにもオススメで、春にはかわいい白い花を咲かせ、6月に小さな果実が実ります。
果実は甘くて美味しくいただけます。
秋には、美しい紅葉もするため、観賞価値が高く、育てがいのある庭木です。
この記事では、私も庭で育てているジューンベリーの育て方をご紹介するとともに、実際に育てている記録も紹介します。
目次
ジューンベリーの育て方
栽培やることカレンダー
ジューンベリーの基本情報
園芸分類 | 果樹、庭木、花木 |
草丈/樹高 | 3~5m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 4月~5月 |
栽培環境と日当たりについて
庭植えが向いています。
日当たりがよく、水はけが良い場所を好みます。また、極端に乾燥せず、適度に湿り気があるほうが良いです。
花つきよく育てるためにも、日当たりの良い場所を選びましょう。
私は、南側の庭に植えてあり、ほぼ一日中日の当たる場所で育てています。毎年花と実を楽しむことができています。
用土・地植え・鉢植えについて
大きく育つので、鉢植えには向いていません。庭に地植えすることをオススメします。
地植えをするときは、土を掘り起こして、腐葉土を混ぜ込んで植え付けましょう。牛ふんの完熟堆肥などを混ぜ込むのもおすすめです。
肥料のやり方
12月から2月に寒肥として緩効性化成肥料をやりましょう。
枝が広がっている範囲が根がはっている範囲と同じくらいになるため枝の広がっている真下あたりに施すと効果的です。
水やり
庭植えで育てるので、水やりは必要ありません。
真夏で乾きすぎているなぁと感じたらやってみてもいいいでしょう。
病気と害虫
病気の心配はありません。
害虫はアブラムシが発生することがあります。
果実が熟すと鳥に食べられます。
ただし、しっかり熟さないと鳥は狙ってこないので、早めの収穫を心がければ鳥に食べられる可能性は低くなります。
剪定のやり方
自然樹形が美しいのもジューンベリーの特徴です。
刈り込みの剪定は必要ないです。ひこばえ、内向枝、徒長枝などの不要枝を枝元で剪定しましょう。
私の場合は、忌み枝、ひこばえの処理と、通路まで飛びだして邪魔になった枝を切り落としています。
植え付け・植え替え
落葉期の11月から3月上旬に行いましょう。土を掘り起こして、元肥として腐葉土、完熟堆肥を混ぜ込んで植え付けましょう。
植え付け後は水をしっかり与えて、根鉢と土がしっかり定着するようにして下さい。
大きく育つので場所はしっかり確保しましょう。
花・実の収穫
その後、6月に果実を付けます。よく熟してから収穫すると甘くて美味しい実を楽しめます。
実の大きさに対して、種が大きいので、濾してジャムにして食べるのがおすすめです。
一つの木でも、家族で食べるには十分なくらい大収穫できますよ。(写真はわが家で収穫したジューンベリーの実と実で作ったジャムです。)
私のジューンベリー生育記録
春の姿(4月:開花)
初夏の姿(6月:実の成り始め)
夏の姿
写真準備中
秋の姿
写真準備中
冬の姿(1月:落葉)
写真準備中
ジューンベリーのまとめ
私の場合は、中古住宅を購入した際に、庭に既に植えてあったジューンベリーを継続して育てています。
6月には実が成って家族みんなで収穫を楽しみ、その時期は毎朝の食事でジューンベリーのジャムを塗ったパンを楽しむことできます。
秋には落葉するので落ち葉拾いなどの作業は必要ですが、落葉する前の紅葉したジューンベリーも美しいです。
冬はちょっとさみしいですが、しっかり蕾を蓄えて春を待つ姿が楽しめます。
春の花の時期は短いですが、葉っぱも青々と茂ってその姿も素晴らしいです。
毎年果実を楽しみながら、わが家のジューンベリーを大事に育てていきたいと思います。